ウォッチングガイド

クジラやイルカを身近に感じて。

小笠原では陸上からも洋上からもクジラをウォッチングすることができます。陸上では自分の好きな時間にウォッチングでき、船酔いに悩まされることもありません。一方、洋上ではクジラやイルカをより間近に感じることができます。

どんなクジラ・イルカが見られるの?

ザトウクジラ 小笠原は大事な繁殖海域のひとつ。子育てをする様子やアクティブな行動を見ることができます。
ミナミハンドウイルカ 小笠原の沿岸海域に定住しているイルカ。ドルフィンスイムもできます。イルカたちの生活にちょっとお邪魔してみましょう。
ハシナガイルカ 船の舳先にできる波に乗ったり、きりもみジャンプをする事があり、船上から十分に楽しむことができます。
マッコウクジラ 島から少し離れた沖合10〜30kmの海域でのウォッチング。潜水のチャンピオンと呼ばれる雄姿を見ることができます。
その他 上記4種以外にも沖合ではマダライルカ、コビレゴンドウ、ハンドウイルカなどに遭遇する可能性があります。また小笠原近海では20種類以上の鯨類が分布あるいは回遊することが知られていますので、これ以外の種類に出会う可能性があります。

 

ウォッチングにはシーズンがあります。

◆イルカ◆

ミナミハンドウイルカやハシナガイルカが通年見られますが、冬季には見られる確率がやや低いようです。

◆ザトウクジラ◆

ザトウクジラ来遊期間は毎年12月頃から5月頃までですが、ウォッチングにはクジラの発見が多くなる2月から4月が適しています。

◆マッコウクジラ◆

マッコウクジラは小笠原近海で通年生息が確認されていますが、島から10km程度沖合いでのウォッチングとなることから、その実施は天候や海況によってかなり左右されます。特に冬場(12月〜2月)は海況が安定しないことが多く、実施できる日が少ないのが現状です。また、秋は台風の接近により海況が悪くなる日があります。ツアーの催行は海況などの条件によって各事業者の判断により決まるため、詳細は各事業者へ直接お問い合わせください。。

◆観察にあたって◆
比較的高い確率で、これらのクジラやイルカに遭遇することができますが、いずれも野生動物のため、必ず遭遇できるというものではありません
また、ウォッチングの実施は、天候に左右されます。事前の情報収集と現地での柔軟な対応をお勧めいたします。

洋上でのウォッチング

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父島では二見港(青灯台、興洋岸壁、とびうお桟橋のいずれか) 、母島では、沖港から出航します。

ツアータイプ 対象鯨類 所要時間 費用目安
半日コース ザトウクジラ 約3時間 (父島発)3,900円〜
(母島発)6,500円〜
1日コース ザトウクジラ(2~4月)
ミナミハンドウイルカ・ハシナガイルカ
マッコウクジラ・その他鯨類
7〜8時間 (父島発)8,000円〜
(母島発)6,500円〜

ツアーは各観光会社が独自に設定していますので、詳しくは「協会加盟船」ページをご覧ください。
その他 父島発の聟島列島方面や母島列島方面へのツアーもあります。所要時間はそれぞれのコースによって異なります。聟島・母島や外洋域への遠征コースは多少料金が高めに設定されています。
船をチャーターすることも可能ですが、価格は船によって異なります。

注意事項

*船の走行中に大きく身を乗り出したりすると、落水の危険がありますのでお気をつけください。
*海上は風が強く冷たく感じることもあるので、上に羽織る物を持っていくことをお勧めします。
*日差しが思いのほか強いので、日焼け対策は万全に。
*酔い止めの薬は、乗船前に服用された方がより効果があります。
*船の上は不安定なのでハイヒールや滑りやすい靴などはお勧めできません。
*船の出欠航の判断、船上での行動は、船長の指示に従ってください

お好みのツアーを探すなら →OWA加盟船ページ

陸上でのウォッチング

◆陸上からの観察ポイント◆
父島 ~ ウエザーステーション展望台
母島 ~ 御幸之浜、鮫ケ崎など
これらの場所からザトウクジラ(2〜4月)や、イルカ類(通年)を見ることができます。肉眼でも観察は可能ですが、7〜8倍程度の双眼鏡の利用がお勧めです。ウエザーステーション展望台では、2月から4月のおがさわら丸入港後に当協会の職員がクジラの陸上観察会をおこなっています。

ウエザーステーション展望台(三日月山展望台)

父島列島の西側海域が一望でき、夕日が見えるポイントとしても有名な展望台です。ここっから、冬から春にかけてザトウクジラ、時にはイルカの姿を見ることができます。海面から距離があるため、観察には双眼鏡があると便利です。
また海洋生物以外にも、オガサワラノスリやイソヒヨドリ、ツバメ類といった野鳥を観察することもできます。ふもとから展望台までのコースでは、メジロやウグイス、植物の観察もお勧めです。

小笠原ホエールウォッチング協会事務所からは、徒歩約25分。緩やかな山道(舗装道路)です。当協会窓口では、双眼鏡の貸出をおこなっています(¥300/日、会員無料)ご利用ください。